WBB vol.6『そして、今夜もニコラシカ!』観劇

日程の都合がつかなくなって、先週日曜昼回と交換して今日の観劇。土休なのに夜回。日中は無駄にごろごろと過ごしちゃったぜいぇーい。
ヘンな時間になっちゃったから、おやつなのかお昼なのか分からないタイミングで軽食を取って。

開演時間までの猶予時間にベアラボへ行ってミニクマの材料もゲット。今回は目的が目的だから割高感は無視して素材と色重視で購入。2色でフェルト1枚にも満たない使用量なんだもん…メーター買いしかできないんじゃ無駄が出過ぎる。黒と緑なら残りはクマの手足に使えますよ。たぶん。(緑はともかく黒が難しいかも。スーティーベアとかチャレンジしたら消費できるかな…)

会場後すぐくらいのタイミングで劇場に到着。うん、無駄がない行動でいいな。
先週のトーマの心臓でようやく顔合わせができたN様とのランデブーも無事達成できての鑑賞開始。

WBB、今回は大樹サイドの『そして、今夜もニコラシカ!』
酔っ払いワカゾーたちは目が覚めたら留置所にいて、仲間が一人足りていない!何がどーなってこーなってるの?の謎を解くべく昨夜の行動を辿ってみたら、…という話。
WBBにしては後味の良くないオチで、前回が前向きに勧善懲悪系だったから今回は大どんでん返しの悪役勝利型をめざしたのかな、という佐野弟脚本の志向性は分からなくもないんだけど、
ぺらい。
まぁもともと大樹脚本は、底が簡単に読めて(以下自粛)ではあるけれど完成度はそう悪くないものが出てくるんで(広げた風呂敷はちゃんとたためている:これ基本で重要)、これはこれで、私の好みではないけれど、まぁうまくできてはいるんじゃない?だとは思う。思うがしかし…
詰めが甘い。
せーっかく、悪くない脚本なのに、落としきれてないんだよなー。後味の良くないオチなら後味はきっちり悪くしてほしいんだよ。
んん?てことは残念なのは演出の方か??
悪徳産業の悪事を暴こうとしていたのに最終的に企業と癒着してる警察官に証拠物件を回収されて終わり、というオチは、(好きじゃないけど)アリなんだよ。ただ、そこを落とし所にするなら、ここが癒着してましたーをバラすだけじゃなくて、癒着してるのはそこだったのか!と正義側が気が付いて暴露に失敗したと打ちのめされるところまでを見せてくれないとなんだよね。っていうところがね〜、結論として、詰めが甘い。になる、と。
毛利さんのとこ観に行って勉強してこい(笑)(自分と嗜好が全く合わないから避けるだけで、後味悪くまとめあげるという点では評価してるんですよ毛利亘宏さん)

観劇後に、N様とごはんを食べながら、そんなことを延々喋ってました(笑)
同じような趣味傾向で観劇していらっしゃる方との意見交換はとても楽しかったです☆