榊原大『遊宴vol.5』(第1部だけ)鑑賞

仕事帰りに、ポケモンセンターで30分間のポケモン通信をしてから、榊原大さんの“1年に1日だけ開催する、自分が楽しむだけに企画するライブ”シリーズ『遊宴vol.5』を聴きに原宿クエストホールへ行ってきました。
秋葉原のラウンジの一周年記念ディナーに行くので、1時間しかいれませんでしたが…。

今年のお楽しみは、木管とのセッション。フルート・オーボエ・ホルンという管楽器、に大さんのピアノ。と繋ぎ役のベース。という変則木管五重奏です。仲間はずれはどれでしょう?的な編成だよね〜。どれを仲間はずれと言うのか、むしろ仲間がいる楽器が仲間はずれなんじゃないかとか、そんな感じですけども。
メロディーラインの花形を勤める高音楽器たちはいい感じに攻撃的でエロ格好よく、それをほんわり包むようなホルンの音と、音域を繋ぐピアノ、全体の音質をまとめて支えるベースという五重奏は、ちっちゃいオーケストラみたいなバランスで、面白かった。
でも私が好きなのは中低音音域だからこの編成では物足りなくてね…。(と秋葉原でユーホ経験者に訴えたら「その構成だとベースしか聴きどころがないですね」と私の鑑賞中の心の声を正しく代弁してくれました。そうなんだよー!)エロいメロディーを片耳に、ボンボンボボボンなベースをせっせと聴いていたさ…。
大さんのゆるゆるなMCに「時間押してきてるからー!(汗)」と焦りつつ、1曲終わるたびに時計を確認しつつも何とか第1部の曲は全部聴けて、「休憩もらいます」の声とともに会場からダッシュで出た。クエストホールが駅近施設でよかった…。

 
と、いうことで、秋葉原に移動しまして。
ラウンジ一周年記念ディナーに行ってきました。イベント初回だから段取り悪くてぐだぐだになりそうだなーという予想どーりの押せ押せの展開が楽しかった(笑)
(でも進行も余興も毎回違うんだから、初回だからじゃなくて他の回も結局押せ押せになるんじゃないかなぁ…。コース料理としての所要時間と御歓談と余興の時間を考えたら、2時間設定じゃあどう考えても無理だよこのイベント…)

お食事前の前座で、チョコムース作成講義。菓子作りに全く興味がないので手元を鑑賞しつつツッコミとチャチャを入れることにいそしむ。できない無茶振りはしてないけど、振られたからにはやりますよエンターテイナーですから!と全部受けて立ったHくんの職人魂と心意気には感動しました。密やかに燃える闘魂の人だからねHくんはね…。
Nくんの期待に応える「作ったからには提供してくれるんだよね?」というツッコミをして(私たちがいなかったら誰かつっこんでくれてたのかな…。遠巻きにしていた人たちからそんな発言が望めたのか結構疑問なんだけど…。「言ってくれなかったらこの大量のムースをどうしようと思ってました」と言われた瞬間、ああ私ってツッコミ要員カウントされてるんだなーと思いました。いえ、不満はないですよ・笑)、お料理教室終了。デザートにチョコムース追加〜〜☆

本日のシェフ・Dさんは「肉ズキーなんです。」ということで、料理は、前菜1:鶏肉、前菜2:豚肉、メイン:牛肉、という肉づくしメニューでした。デザートも肉にしたかったそうですよ…色合いが美しくならないから諦めたそうですが。
肉に愛のない私は、食べれないものはなかったけど、「肉だな〜…」と“食べる欲”メーターが落ちていくコースでしたね…。メインが牛だったからまだ何とか頑張れたけど、これでメインが豚だったら絶対挫けてた自信ある…。義務で食べても美味しくないからねぇ…ホントにメインが牛で良かったですよ、はい。

入口あたりでごそごそと余興の準備をしているのとか、最初から緊張クライマックスだったのに時間の経過とともに心ここにあらずになっていくのとか、そろそろ時間だよね〜と見学に来る使用人たちがじゃれてるとか、視界は酒の肴に事欠きません(笑)。料理二の次だよごめんねシェフ(笑)

デザートの白桃のタルトとお料理教室チョコムースが出てきたところで、メインイベントの余興の時間です。練習2週間、使用人らしからぬ怒号の嵐の果ての晴れの舞台だそうで。
演目はKちゃん曰く深夜アニメの曲らしいのですが、近寄る気のない分野なのでさっぱり分からず。それが、アンプを通す電子ギター類に生歌という苦渋の環境設定だったので、私いろいろスイッチ切りました。「他人に聴かせるからにはそれなりの技術力を提示しろ(=自己満足音楽を他人に聴かせるな)」なのでね…。お金取ってコンサートしてるんじゃなし、そこはぬるくあたたかい目で見てあげないとね自分、というスイッチをね、オンにしないとね…。
練習2週間の出来は、頑張ってました。はい。
ボーカルがベースに完全にかぶっちゃってて視界が悪かったけど!(見えませんと主張して立ち位置変えさせたから2番サビ後からは見えたけど。想定外のボーカルによる皆既日食…・苦笑)
歌い手の真正面という特等席にいるギャラリーどもと、音響係を観察するのが楽しかったです。
毒食らわば皿まで的に突然歌うことになったおまけデュオの方が、半端に上手い&何度か聴いたことがある曲だっただけに、聴くスイッチが入っちゃってしんどかった…。

時間が相当押してる中、余興で中断していたデザートを食べて、記念の色紙をもらって(こーいう参加特典はいいですね!)、順次お出かけ。
楽しゅうございました☆