文体

文章の好き好きって、表現方法の好みはもちろんあるんだけど、書かれた作品にすっと入っていけるかどうかは文章表現よりも文体表現に拠る部分が大きいです。
句読点の打ち方ってやつですね。
私は文節は長めの方が好きなので、10文字以下で読点に入られると文章がしゃっくりしてるみたいで読みにくくて苦手です。
句読点がカンマピリオド表記の文章も、日本語に馴染まない記号で文字を追う目が止まるから嫌いです。横書きの時は頑張るけど縦書きだとまーず最初の1ページで挫けます(苦笑)
私の性格は文章法遵守型なので、会話のカギカッコが行頭にない文体は嫌いです。
というわけで。
火曜日のみ開店の某茶館の交換文庫に置かれていたので、初めて伊坂幸太郎を手に取ってページを開いたのですが(職場にもあるんだけど、ページ数の確認くらいでしか中を見ていない)…
文節短!
何で文末から会話のカギカッコ始まるかな?!
はい、2ページ目で放棄しました。
ベストセラー作家かもしれないけど、読もうと努力する気にはとてもなれないわ…。