プラマイゼロ

私の職場は全館禁煙です。
喫煙所は屋外に数ヵ所設けられております。

私の部署は、紙製品の山でございます。
防災装置はスプリンクラーです。稼働したら資料全部が水害に遭います。

という環境で、

喫煙した馬鹿

がおりました。
過去、隣接する館外の階段とかエレベーターホールで吸われて臭いが流れてきたことはありましたが、館内で(窓を開けていたにしても)堂々と吸われたのは初めてです。
傍の窓を開けたところで、『風は屋外から屋内に流れてくる』から換気にはなりません。換気をするためには『反対側の窓も開けて風を通り抜けさせる』必要があるのです。
(そういう理屈で、館外の臭いがドアの隙間から館内に漏れ込んでくるのですね)

とまぁそんな訳で、煙草の臭いが館内に充満し、どこだよ臭いの元は?!と探りつつ別フロアの資料を取りに行って、戻ってきたら発生源が分からない程度に臭いは拡散されてました。
気にはなるので後輩mさんに「さっきすっごい煙草の臭いが充満してたよね?」と確認したら、「さっきの子はそれを教えに来てくれたんです」とのこと。
私が別フロアに資料を取りに行くのと入れ違いで受付カウンターに利用者が来ていたのがその用件だったらしい。

男の子が、煙草吸ってるんで注意してくださいって、言いに来ましたか。

偏見なのは百も承知だけど、喫煙者男女比と『人前で吸う』『禁止された場所で吸う』ことの実行率は男性の方が圧倒的に多いと思ってます。故に『自動受煙に対する妥協』も男性の方が高いと考えてます。
という考えが根底にあっての訴えだったわけです。
ちょっと感動しました。

胸糞悪い出来事ではあったけれど、まだまだ捨てたもんじゃないなーと見直せたおかげで、後味の悪い出来事にはならずにすみました。

 
私が対応してたら、即刻退去&今年度いっぱい利用停止にしてるところだけどね(笑)