仕事しようよ。いやこれだって仕事の一環。

特殊事業の山がやっと片付きました。
(まだ背後にあるけど)
この山は、ついうっかりと中を見たくなるので、はかどらないのです。
面白かったり、面白くなかったり。
一度引っかかると斜め読了するまで処理の手が止まる…(苦笑)

そんな中で嗅ぎ付けた作品たち。
『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を
読んだら』(岩崎夏海著/ダイヤモンド社刊)
オタクっぽい表紙(+挿絵)のくせに、中は真面目なスポーツ青春小説。
予想外にちゃんと『マネジメント』を軸に話が進んでいて、悔しいけど
面白い。結局最後まで読み切ってしまった(笑)。しかもドラッカー
『マネジメント』も読んでみようかなぁなんて思わせてる。怖ぇ(笑)。

『グラツィオーソ』(山口なお美著/アルファポリス刊)
吹奏楽ネタでスポ根(スポーツじゃないけどね)。楽器をやったことが
ある人だと共感できて楽しいかと。

テンペスト(上・下)』(池上永一著/角川書店
下巻帯に「爆笑問題太田光が番組内で大絶賛」と書いてあって、ふーん
と思いつつ手を出したのが運のつき、決して得意分野ではないのに続きが
気になって、一気に読んでしまった(苦笑)。幕末期の、琉球王朝滅亡譚。
前半を細かく書き込みすぎたせいか後半がものすごーく駆け足に感じられる
けど、国が倒れるのは一瞬の出来事だと思えばこんなもんですかねぇ。
仲間由紀絵主演で舞台化するらしいです。

私自身の好みは当然あるんだけど、ぺらぺらっとめくったページが送って
くる文章の持つ印象って、意識してなくても何かを訴えてくるんだなぁと
実感しながら作業をしてます。だから作業効率が悪いんです。背後の作業台
にどんどん仕事の山が…(苦笑)