『田中一村展』@千葉市美術館 鑑賞

休日に家からわざわざ出かけるには千葉市美術館は遠いから、仕事帰りに
寄り道して鑑賞してきました。
回顧展なので、若い頃の作品から絶筆までを順に展示しているのですが。
展示が下手だな、この美術館。
展示品が絵で、何で作品解説が足元にあるんだ??絵の横に貼ったら絵と
一緒に解説も読めるのに、何で足元?小さい字を読むためにかがまなきゃ
じゃん。近寄らなきゃじゃん。そうやって見てる人って物理的に邪魔に
なるんですけど。
これで絵と絵の間隔が広いならちょっとずれれば全体的に見ながら待ても
するけど、一歩ずれたら隣の絵って…。展示間隔狭いなぁもう。
大型の襖絵は1mは離れて全体を見たいのに、1m下がったらソファ?
大型の襖絵を対面配置しておいて、間の距離はせいぜい3m??
……狭い場所に展示品欲張りすぎだよ………。
作品解説も不十分でよろしくないし。作品の解説文章は、いーんですよ。
(足元に配置してるのは配置の問題で解説文の問題じゃあないからね)
画材はナニで、いつの作品でっていう解説がね、お粗末。何で所蔵者情報
は一村美術館の時しか記述されないの?個人蔵なら「個人蔵」って書けよ!
展示品リストを見て確認はできるけど…美術館の暗い照明下で、行間5mm
程度のリストを確認しろって…A4横幅21cmの行端に書いてある所蔵者名
なんて、行を指で追ってかないと読めねーよ!
極めつけは、入場者制限がない。『未就学児童の入場は不可』でない美術館
って存在してるんだね…。よもや美術館で絵画鑑賞中に乳児の奇声を聞く
ことになるとは思いませんでしたよ。連れてくる方もさ、寝かしつけておく
とか、しないんですかね?乳児が奇声を発するたびにビックリさせられたん
ですけど!(怒)驚く私がおかしいの?ここではこれが日常茶飯事なの??

だったら、二度と行かねーよ千葉市美術館。

と、のんびり鑑賞気分を台無しにされて帰ってきました。
楽しみにして出かけたのにさー…。ぶつぶつ。