瞬殺。

日々の出来事は、すべからく必然で成っているのです。
と思うことが多々あります。
予定していた今日の日記のタイトルは「映画『シュアリー・サムデイ』鑑賞」で、
仕事中に20分闘ってゲットした初日舞台挨拶上映回入場券の席が、勝地くん
の立ち位置ど真ん前&登壇時歩行通路近距離というスバラシイ席でした!
という内容になるはずだったのですが。
予定は未定。
私は今日、一生モノの出遭いをしてしまいました……。
mちゃんと映画を観てお屋敷に帰宅して、Iさんに付き合って白薔薇へ行って、
まだ時間があるからじゃあ駅まで送りますーと駅まで移動して、駅まで来たら
東武9階を流してこようか帰宅までまだまだ時間あるしねという話になるのは
いつものことで(笑)、エレベーター列に並んでいる時に『奄美展』の文字に
mちゃんが引っかかり、じゃあどーせ10階で降りるからぐるっとしてこっかと
目的地が若干変わり。
そこの奄美展の大島紬ブースでですね、出遭ってしまったのですよ…。
いつかは欲しいと思っていた、“<b>バックシャン</b>(ここが最重要)の王朝美人”柄
の着物に。
通常、大島紬と言うと点描による幾何学模様の繰り返し図案だから、私の好み
とはかけ離れているので(点描嫌い…)基本スタンスが素通りなんですが、そんな
大島紬にまさか私の求めるバックシャンがいるだなんて!!!しかも地色が
深緑でばりばり得意色。もうねぇ、店員さんに話しかけられるのにかぶせて
「これいくらですかっ?!」って聞いてたからね〜(大笑)
迷う余地も躊躇う余地も買わないという選択肢もありませんでした…。
織りだから美人が大きいというのも嬉しいです。染めは反物の幅サイズで一人いる
だけだからどうしても留袖構図になっちゃうんだよね〜。染めだと流れる黒髪は
そりゃあもうすっごく綺麗なんだけど、多様な色使いとか細かい描き込みができる
分、十二単の重ねの色とか柄とかが好みじゃないことが多いんだ…。それで何度
ため息をついたことか。あとねー、決まって顔を描かれるのね。顔はいらないの!
輪郭だけでいーの!!
とまぁ好みがうるさいので最終手段はオーダーだぁねと話していたわけですよ。
それがいたの!
しかもシンプルなのがいいから顔はわざと入れてませんて!
どんだけ私のためにデザインされた意匠なんですか、っていう…(笑)
ちょっとクレジットカードと相談してきます。