『七月大歌舞伎』観劇

残席あり表示に突発的に観劇を決めて、仕事を休んで行って来ました。
暑かった…。(そこからか!・苦笑)
オペラグラス持つの忘れた…!迂闊…!!(涙)
昼の部は1等席で、夜の部は2等席で観たのですが、夜の方が舞台を
見やすかったというこの事実(苦笑)。
1等席なのに花道なんてちらとも見えやしねぇ…。
2等席なのに花道そこそこ見えてるじゃん。
おかしい…そこにチケット代の差が4千円あるのに…。
更に、昼の部は左前の席の方がとにかく全く背もたれに背をつけてくれない人で、
しかもよく動く!
これは…声をかけて注意してもいいのかどうか…歌舞伎鑑賞ルールは分からん…。
館内放送は「身を乗り出さないで」って言ってるから言ってもいいのかなー…。
と悶々としながら、舞台中央をがっつり塞がれた視界に閉口しておりました。
鑑賞主目的の泉鏡花モノはどちらもきっちりしっかり堪能しました☆
『海神別荘』は、海老蔵がボン度が増してて可愛い公子でした。
毎回思うけど…美女ってあの親にしてこの娘あり的な性格だよね…(笑)。
天守物語』は、場内にわき上がる笑い声に、「これって喜劇だっけ?」と何度も
考えさせられました(笑)。喜劇…まぁ…前半部分はね…愉快ではあるよね…。
亀様とのいちゃいちゃっぷりが大変麗しく可愛らしくて大好きなのですよ。
一番好きなのは「夜叉ヶ池のお雪様に雨を頼みに〜」ってところです。
衣装を細部まで見るにはオペラグラス持ってかないと!って思ってたのに、
何で忘れるかなぁ…ぐすん。
と、観劇主目的の鏡花2作は堪能したんですが、セットになってる作品がね…
どっちも面白くなかったんだな…。人情モノとして見るにも内容が薄いし…。
ああでも踊りモノだと間違いなく寝ちゃうから、面白くなくても芝居モノだっただけ
マシかもしれないなー。(その程度なのか!・苦笑)
あ。『夏祭浪花鑑』(夜)のね、琴浦っていう芸妓風の美女がね、半襟
あの…半分ねじった?色を替えてる?半襟にしててね、この時ほどオペラグラスを
忘れたことを悔やみましたよ…。アップで見たかった…。
何にせよ、着物で歌舞伎座で歌舞伎鑑賞、堪能しました♪