想定外の経験値

入学式でした。当日の持ち場を前日の昼過ぎになってようやく教えられたという、
例年のことなのにどーしてこうも土壇場まで分担が決まらないかなぁと呆れちゃう
部署が担当している行事なのですが(ちなみに私も一応は同課所属…)。そして
出てくる業務分担&日程表はアバウトで、見たところであまり役に立たない所詮は
○○課が主催だしと肩を竦めて、配置に付いた人たちで独自にミーティングを行い
各自の動きを確認し合うというスバラシイ状況なのでゴザイマス。で。例年の記憶
を頼りにやらざるを得ない状況下で、例年と違う人が配置になっていたりすると、
正直さっぱり分からなくなってしまうのですね。そして例年と違うことをされてしまうと
フォローのしようもなくなるわけです(例年と違うことをしたら事前に担当者に周知
しておけー!という、当たり前のことが当たり前じゃないんだ…・苦笑)。
……前置きが長くなりましたが。
そんな訳で、今年の私は、初めて!退場誘導を担当することになりました。誘導用
プラカードを会場で渡すのはいいけど、担当者が先にいてくれないと会場のどこに
集合すればいいのか分からないんですけど。結局逆サイドにいてしまったので壁際を
コの字に移動してプラカードを受け取って。誘導対象前で移動待機。…あのー、指示
されてる移動ルートを『同時に移動』指定の別集団が通ってるんですが…。そこを
対面交通で誘導するのは無理だと思うなぁ…。「和泉さんなら臨機応変に対応して
くれると思って」と、初担当者に先頭移動集団を割り振ってくれてありがとう(怒)。
ええ、後方ブロックの集団が全員その通路を通り抜けるまで待ちましたよ。これで
マイクを持ってる人が適宜「次はどこ、ここ」とアナウンスしてくれりゃ話は早いのに、
そんな気が利く課長ではなく(苦笑)。これなら迷子は出なさそうだなという人捌け具合
になるまで待って、「○○の皆さん、お待たせいたしました。会場にご案内いたします。
見失わないように付いてきて下さい」。喧噪に対抗して声を張り上げてアナウンスを
して(だから、マイク…)、いつもの2倍増しでゆっくり歩いて誘導しながらふと思う。
この感じ…よくやってる気がする…何でだろう??
ぴこ・ぴこ・ぴこ・ぴーん。
コンサートの整理退場かよ!!そりゃあ分担表には一切なかったアナウンスな言葉
が勝手に口から出てくるわけだ(笑)。慣れって怖いなー(笑)。