滝沢演舞城初日

旅行の疲れを癒すために取った休みの日に何をしてるんだ、という話ですが。夕方
だからね。大丈夫大丈夫。それよりもむしろ偶然休みを取っててお誘いに乗れること
を重要視せねば(笑)。
とまぁそんなわけで、滝沢ファンのJさんに誘われて初日公演を観劇。駆け込み到着
というJさんのために「タッキーこみご飯」なる弁当を購入しておく。金千五百円也。
弁当の、おかずはありきたりだがご飯はすっごく!美味かった。上品な味っす。
演目。KTKをゴージャスにした出し物だろうという下馬評はその通りでした。だって
アナタ、森○子の冒頭ナレーションがKTKそのまんまですから!!いや誇張じゃなく。
あまりにも聞き覚えのある内容にJさんと二人、腹を抱えてげらげら静かに笑ってた
からね。しかも幕が開いて出てきたのが山車だから。舞台上で子どもたちが踊ってる
ところで上からアクション隊が降りて来たりとか。とても懐かしく、笑いすぎて涙が(嘘)。
出来はちーちーぱっぱが多すぎて学芸会。しかし赤穂少年浪士の名乗りは大変楽しい。
白虎隊で「お城が燃えている!」の台詞がないのが元地元住民としてはいただけない。
ストーリーがないのはお家芸なので言及しません。ワイヤーで飛んだりバンジー
くるくる回ったり水芸があったりオカマバーのおねーちゃんがいたり、滝沢は結構食傷
します(苦笑)。反面、おいしいトコ取りなのが横山と大倉。出番自体はもしかしたら
藪より少ないかもしれないけど、役どころがすっげーイイ。下積みの長さがまた滝沢と
五分を張っていて実にイイ。二人のファンは見て損はないっす。あーあと、A.B.C.ね。
Gロケッツばりのゴムロープアクションやってます(とっつー以外。ふみきゅんか?)。
塚ちゃんなんてまるで空中の妖精ですから!どこまでいくんだろうコノヒト…。
二幕の「もう一つの義経」芝居が、なかなか良くできてる。台詞が若干聞き取りにくい
のが難点だけど、“俺様”オーラばりばりの横山頼朝がすっげーイイです。義経激ラヴの
大倉弁慶もね。所謂舞台慣れしてる面々が芝居の質を維持してます。ここまで真面目な
芝居を作ってくるとは思ってなかったのでちょっとビックリです。
総評。滝沢にもうちょっと色気があれば…な点が難ですが、高い買い物ってほど高くは
ないかも。所詮ジャニーズですからどこかにツボはあるのよ!(笑)