はまっちゃった

ポケモンに、ではなく(それは今更だからね)。
上橋菜穂子の『守り人』シリーズです。職場で見かけた児童書の評釈本に荻原規子
の作品を論じてる記事があってつい読んでしまったんですが、そこにこの人の記事も
あって、タイトルにそそられて手を出したらこれが予想以上に面白かった(笑)。
児童書だからルビがいっぱい付いてるんだけど内容は児童書じゃねーよ、っていう。
この“児童書”っていうジャンルは何とかならんもんかねぇと常々思っているのだが
(対象年齢が児童だから児童書ってくくるのか?そのへんの境界がいま三つくらい
曖昧だよね。いっそのこと小学校で習う漢字以外を使ってる本は全部小説ってこと
にしちまえばいーのに)、って話がズレた。ええとだから、児童書コーナーに置いとく
にはもったいないくらい中味の濃い、どっしりした設定のある本だったんですな。
厚さが3cmあってもモノは児童書、字が大きいから2時間あれば読み終わるんだけど、
だから余計止められないっちゅーか。先週取り寄せて読んで、どうしても次の話を
読みたくて、でも最寄りの図書館に運んでもらったら翌週末にしか借りれないから
自転車で隣の所蔵図書館まで行ってシリーズ全部借りてきちゃったからね。時計と
にらめっこして1冊手を付けて、っすよ(笑)。そんなわけで夜更かし注意報発令中。
あ、そうだ、予定通りなら今週はエイラの下巻が出るじゃん!納品待ってたら旅行の
日になっちゃうから本屋で立ち読みするかなー。