ツッコミ万歳

Mに借りて『小説版・銀色の髪のアギト』を読んだ。
うぉ!本当に映画のノベライズだよこれ!!
映像を文字にするとこーなるんだな、というシロモノでございました。でも説明文
としては不十分なので、この文章から映像は想像しにくい。脚本を小説に仕立て
直しただけの、「想像の範疇外の部分は映画で見てね☆」というブツでゴザイマス。
「新手のセット販売か?」とは感想をメールした時のMの言ですが、これじゃあ
セット売りしたところで売れないって(苦笑)。だってさ〜、悪役があっさり改心
しちゃったその心境の変化とかは映画同様一切書かれてないんですもの!
「何が見えていたのかは分からない」とか平気で書いてるんだぜ?意味ねぇ…。
結局、一番しっかり内面を書いていたのは、や○ーの特集ページに掲載されている
オリジナル小説でした。そーいうのをね、本編にちゃんと仕込んでおかないと、悪役
たる所以であるところの“毒”が足りなくて三下のまま終わっちゃうんだよ。
ほーんと、ツッコミどころ満載で面白いよな〜この映画(笑)。面白いからレディース
デーにでももう一回観に行っちゃおうかしら(笑)。