幕末蛮風 ; 夜の回

タイトルがいかにもきださんだからと大野だけなら捨てていただろうこの舞台。愛故に
勝ち取った1階L列センターブロック席は、アクションズキーにはたまらん良い席で
ございました。そして観劇運は相変わらずで、普段は締め切りの中央扉から斗真が
入ってきてM列に座っちゃうし(それもよく見える席でした…)。「Tさんと嵐関係を
一緒に見るともれなく斗真が付いてくる」ジンクスが成立しそうです(3度目があったら
マジでジンクスだよ…・笑)。
閑話休題
私、前回のセンゴクプーは発砲B-zin版を観ていて「まんまきださん…」としか見れな
かったので今回が初の大野主演舞台だったようなものなんですが、なので序盤は
大野の台詞回しにビックリしてました。人の写しじゃない演技だとこうなるのか、と。
二刀流の殺陣は見せ場なんだよね? 動きが早すぎて“見せ物”としてはイマイチ
なんだけど(何でこのひとはちまちまとした動きをするのであろう…。翻る袖も裾も
ない衣装なんだからもっと大きな動きにしないと殺陣が映えないんだよぅ)、前回同様
刀がちゃんと(左手のも)止まってるのでヨシとします。鉄扇は美しいまではいかない
けど、まぁそれくらいはね。及第点及第点。
で。Tさんが再覧だったのでオチ予想を幕間にしていたんですが、無意識に堪能して
いても傾向と対策は把握しているんだって事を初めて知りました(笑)。出演者から
役どころを予想してオチを当てるってどうなのよ自分(苦笑)。
内容はネタバレになるので割愛。見どころとしては土方歳三@平野さんの鉄扇さばきと
坂本龍馬@京さんの素手アクションですね。階段を昇る後ろ姿が弥勒さま(by犬夜叉
で、手を翳して「風穴!」とか言いそうなところが激ツボ〜(爆)。
等々、いろんな意味で大変堪能した舞台でございました。
そして。さんざん展開を読みまくった私ですが、物語上重要な伏線にはさっさと気が
付いていたというのに、帰りの電車の中でハタと突然思い至るまで喀血の理由を通説で
思い込んだまま、伏線回収されてたのに疑問のままスルーしちゃってました。ははは。