マラケシュ・紅の墓標

宝塚です。貸切公演です。ストーリーを知らないのでうっかり寝てしまうと展開が
まったく掴めないまま終わってしまうおそれのある今日の舞台です。宝塚2回目。
1回目は『あさきゆめみし』だったから多少寝てても問題はなかったわけですが、
今回はそういうわけにもいかないので目と耳をフル活動させて内容の把握に勤め
なきゃならないわけですよ。……なんですが、やっぱりちょっと舟漕いじゃった…。
そして、顔の見分けがつかないので、衣装が変わると誰なのか分からない!(笑)
衣装どころか髪型まで変わっちゃうとなおさら分からない!!(笑) お願い早く名前
を呼びかけて…と思うこと数度。過去の回想後女性陣の見分けがつかないまま
終演を迎えてしまったのだった。ううう。
内容は、目に見えた敵役のいないウエストサイド物語…みたいなもの?? 主人公は
争いに巻き込まれヒロインと旅立つことができずに死亡、ヒロインは行方不明の夫を
捨てて生きるはずが予定が狂い結局無事だった夫と気持ち新たに生きましょうエンド。
主人公の悪行仲間は暴動を起こしてどさくさまぎれに出奔するはずが計画が洩れて
いて仲間割れの末死亡。町の有力者と警察は町の平安を維持するには犠牲も必要と
いう傍観者的態度。若気の至りってところが何となくウエストサイドを彷彿とさせるのか。
若気の至りなのは準主人公だけなんだけど。んー…やはりこの題材は私向きではナイ。
レビューはすごい楽しかったんだけど。一糸乱れぬラインダンスが実に壮観でね〜♪
やっぱアレだ、宝塚は演目を選ばないとダメってことなんだな。