イエロー

元KTKJACの富永さんと、マイミラ出演の光海さんのために観劇、の舞台。
青山円形劇場での観劇って、二回に一回はカメラが回ってる気がする…(苦笑)。
さて。「イエローとは何ぞや?」と思っていたら、黄色人種のイエロー(主題)と水戸
黄門のイエロー(駄洒落?)だった。水戸光圀vsヌルハチ時代考証を調べる
のは面倒なので(興味ないんだよ江戸時代…)対決が可能かどうかはさておき、
全国行脚の旅に出る前に国外放浪の旅をしていたという設定は面白い。がしかし
死人を生き返らせ永遠の命を与えたのは「人種争いに負けて極東の地にやって
来たイエロー」の力ではなく、「イエローの力を(自称)守ってきたキリン一族」の力
だっていうネタは何かを思い出させて笑える。でもってほぼ無敵状態のヌルハチ
倒すために、彼を蘇らせたキリンが自害してエンド、という後ろ向きなオチ。ああ
やはりこの人(=『アサシンズ』の人)の脚本とは馬が合わぬ…(苦笑)。
という点はさておき。ヌルハチvs柳生十兵衛の殺陣は鳥肌が立ちそうなくらい大変
素晴らしく(そりゃそーだ、どっちも本職だもん)、眼福でございました。ヌルハチ
vsお銀(=光海さん)の殺陣も、レンジが違う武器だったので見ていて楽しかった。
まぁ、この二人の絡みは殺陣よりも夜のお誘いの方が面白かったんだけど(笑)。
円形劇場らしく縦横無尽に走り回る距離感とか、助さんも格さんも弥七も女性で
(助さんを演じてる人は男性だけど)眼福だね〜光圀☆って設定“は”ホントにね、
面白いと思うんだけど、どーして展開がツボじゃないかな…(苦笑)。