通し狂言噂音菊柳澤騒動

先週末、駅に向かうバスの中で「誰か行ってくれないかしら」と言う話を引き受けて
の観劇。招待券なので無料。スバラシイ。この時の会話が「マツケンサンバが楽しい
らしいの」だったので、会場も演目も聞いていなかった私は松平健で検索をかけて
しまい、公式サイトでも何も見つからず首をひねることに。前日に明日のチケットを
もらってようやく判明した演目がコレ。譲り手の専門を考えれば至極真っ当な解答
なのだが、マツケンサンバに集中してしまった身には予想外の歌舞伎だった。
歌舞伎のペアチケットとなれば誘う相手はIちゃんしかおらず、こんな前日の明日
で都合がつくかなぁと不安だったのだが、幸いにしてIちゃんは無事つかまり、一緒
の観劇とあいなりました。
将軍綱吉をたらしこもうとする柳澤出羽守の政治家人生と、豪商のボンを騙してる
船宿経営夫婦の二本立てで、悪巧みは露見してうまくはいかないもんだよってオチ。
こんな内容なのに、マツケンサンバはありました。綱吉を自宅に招待した柳澤出羽守
の出し物だったの。すごかったよ〜。義太夫が歌うのよマツケンサンバを。メロディは
全くないような歌い方なんだけど、それでもマツケンサンバと分かる歌でさ(笑)。
出羽守はオパール生地ズボンでバトンを両手に持って女中連中を従えて踊るの。
すごかったー。これじゃ確かにマツケンサンバの印象が残るってのね(笑)。

チケットを無駄にすることないよと言われたので、先約だった部署の飲み会は途中
参加。前にハシゴ5軒目のせいで満足に食べれなかった麦飯を完食。幸せだ〜☆