K.O.B. : Knock Out Brother

だらだらと起き出し、遅めの朝食の後ママを送り出す。やる気になったのでムサシ
を洗う。いい天気なので今日はドライヤーなし。黒いからなのか、乾くの早い(笑)。
午後もだらだらと過ごす。お昼寝〜。

夜は『K.O.B.』観劇。パンフレットばりの配布物に「チケット代の還元か?!」
と思う。あらすじを読んで、これから見る舞台を思い少々ゲンナリする(苦笑)。
あらすじを読んだ通りのジェットコースタードラマに「そうなんだよな…アクション畑
の脚本は、ホントにピンきりなんだよな…」と斜に構えて2時間の観劇。ネタは悪く
ない。悪くないんだが力の入れどころが悪すぎる。森林公園建造時に由来する
二つの家族の憎悪と、それに巻き込まれてしまった兄弟の仲違いって話なのは
台詞を聞いていればあらすじナシでも分かる。でも、その大元の原因の正義が
どちらにあるのかの直接対決がないから話がしまらないんだよね…。「どっちも
どっち」にしたいのか、「暴力に耐えることが正義」と言いたいのか。この外周ネタ
がぼやけてるから、主人公の兄弟の仲違いも上っ面だけですぐ仲直りってことに
なるんだよ。家同士で争うなら家族の正義感意識は共通じゃないとねぇ。それな
のに諍いを覚えてるのは長男だけで他の兄妹は「小さくて覚えてない」んじゃ恨み
恨まれるって現状の意味がないじゃん。そこらへんのところは、あらすじじゃなくて
演技で見せるべきだと思うんだよなぁ。そういうさぁ、心境の変化みたいのをね、
ことごとくカットしてる脚本だったよ。まぁ、KTKJACさんをを見るために取った
チケットだし、アクションにはとりあえずは満足できたから(ちょーっと、くどかった
けど)、チケット代的には大甘採点でプラマイ0かなー…。