銀の空 / 微風

『銀の空』は問題を抱えている仲の良い兄妹2組と、兄妹と間違われているカップ
の交流と人生訓(?)的内容で、平たく言えば私の好きな“ホットな家族関係のお涙
頂戴モノ”である。これがツボらないわけがないでしょう!(笑) というわけで、3本
立ての中で一番ヒットだった。問題を持ってるのが全部妹だってところが何だかなぁ
と思いつつ(兄でもいいじゃんとか、姉弟ではイカンのかという疑問がね)、そうそう
簡単にハッピーエンドにはならないんだよ人生は的オチが良かった(いいのか・笑)。

空き時間はまんが喫茶で『王家の紋章』を読む。時間が足りない…あと5冊ぅ…。

『微風』。すごい眠かった(苦笑)。面白くないわけではないのだが、眠かった。
優しさと優柔不断は紙一重みたいな男は好かんからのぅ(笑)。弱さから投げ出した
ものを忘れきれずに焼けぼっくいに火がついて回収し直したってまた放り出すだろと
思ってしまうのは何か間違っているだろうか。「君は強いから一人でも平気」(とは
言っていないが)的な彼女との別れ方に鼻で笑ってしまったよ。という程度には熱中
して観てましたよ眠かったけど(笑)。自分が関心を持てない主人公で不完全燃焼に
終わる話だったから、3本立てのラストにするにはかなり消化不良…。スッキリ終わり
たかったよー。観る順番悪かったよなぁ。ま、仕方ないけど。

帰りの電車から見たグローブ座の看板は『真夏の夜の夢』になってました。
消化不良な気分はウルルンの瑞樹に笑って流しました(笑)。