売られた喧嘩は3倍にして返すわよっ

なんて大袈裟なコトじゃないんだけどさ(笑)。でも私の気持ち的には“売られた
喧嘩”で、“3倍にして返してやる”だったのよ。私だってねぇ、好きでこんなヘンな
名称使ってないのよ。だけどね、そーいう規則だから仕方ないじゃん!!それを
横ヤリ入れてきやがって!ぷんすか!!
以下は同業人にしか通じない仕事の話なので、気が向いた方だけ読んで下さい。<font color="#fffafa">

 
コトの起こりは『I and we(要和訳)』という本を受け入れたことだった。標題紙も
表紙も背表紙も「ミレニアムバージョン」て書いてあって、何じゃソリャ、これって
もしかして版表示?と思って検索をしたら同書名の初版&Ver.2があったため、
こんなふざけた表記だけど間違いなく版表示であることが判明。ところが。奥付
出版年の版表示は「3版」だったんだな。…ううう、「ミレニアムバージョン」なんて
ふざけてるとしか思えない版表示を記述するのは<b>ものすごくイヤだ。</b>だけどさ、
「3版」の表記は奥付出版年のところにしかないんだよ。CAT登録は日本目録
規則に拠ってるから情報源の優先順位は1.標題紙 2.奥付じゃん。そうすると
この本の版表示は「ミレニアムバージョン」を「3版」より優先しなきゃならないん
だよね。私がどんなに「こんなふざけた版表記したくねぇ…」と思っててもそういう
ルールなんだから仕方ない。と自分に言いきかせて登録した版表示「ミレニアム
バージョン」だったわけよ。それをだね、「奥付に3版って書いてあるから版表記
は3版にしない?」って言ってきたヤツがいやがってだね、その時やっとで寝かし
つけたフクザツ〜な心境を掘り起こして更に逆撫でしてくれた、と。余計なお世話
じゃ!と言うために、日本目録規則の規則を列挙して論拠付けて丁重に断りました。
平たく言えば「ぜってー譲ってやんねぇ」だわな(笑)。でもまぁおかげで今日の
夕刻は退屈せずにすみました。久々に端から端まで読んだよこの規則…(^_^;)</font>