夜叉ヶ池 : 夜の部

カメラが入っていた…。最近「本日、カメラ撮影のため機材が云々」ていう回
に良く当たる。まぁ当たったから別にどうってことはないんだけど。
開演前にトイレに入っていたらmちゃんから電話がかかってきた。青木さん家
のチラシが出てるから大量にゲットしてくださいとのこと。大量ってのはどれ
くらいの量を言うのか分からず、とりあえず “他の人の分がちゃんと残って
いる程度”の量を掴んで席に着く。19枚あった。これは「大量」的には多いのか
少ないのか微妙だよなと思い、帰りがけにもう一度チラシ置き場を見る。何だ、
まだあるんじゃん。と更に追加(笑)。合計30枚。これならきっと大量だろう。
『夜叉ヶ池』。花組芝居は好き嫌いがあるって聞いてはいたが、私は「このノリ
は嫌いではないのだがツボには入らない」って感じかな。バカ騒ぎ的ノリは好き
だけど、あの意味不明なテンションにはちょっとついていけない。モノが泉鏡花
なだけにイメージがガタピシと音を立てて崩れていく感じが(苦笑)。私は泉鏡花
ならちゃんと耽美を見たいっす。面白くないわけじゃないが、これを学習として
花組芝居はもう見なくていい…かなぁ。龍神・白雪姫の裳と百合の帯が揃いの
鱗柄だったのは「こういう表現にするかぁ」と唸らされた。秀逸。