ありがとうサボテン先生

だからさぁ、子どもネタはそれだけで20%増しなんだってば!(笑)
上手にお仕事ができてるってだけで目頭が熱くなるのは何故(苦笑)(以前、
大阪でサウンド・オブ・ミュージックを観た時も、トラップ一家が歌い出した
時に目頭が熱くなったのよね…。お芝居に対してはそういうことがないから、
多分“上手に歌えてる”ことが涙を誘うんだと思う)
観劇するにあたり原作『サボテンの花宮部みゆき著』を読み直してたんだ
けど(文庫で買った記憶はあるのにタイトルも内容も全然覚えてなかったんで。
宮部作品って大好きで結構読んでるんだけど、内容とタイトルをちゃんと覚えて
いられないんだよね。3回読んでやっとタイトルと内容を一致させてメモリに
貯蓄される気がする…(『淋しい狩人』なんかその典型だよ。内容はすごく気に
入ってるのにタイトルがいつまでも覚えらんなくてさ〜))、それをこう調理・加工
するのか!って感じだった。元の話とは付け合わせが増えたりしてだいぶ違って
るんだけど、本筋と根本的なところはきっちり宮部ワールドだから、宮部作品の
好きな人は今からでも遅くないから見ておけって感じっす。アッくんがいるから
ではなく宮部さんの話だからって理由で観に行ってる子どもネタ大好きの私が
言ってるんだから間違いないです。大枚はたいても絶対損はしないから!!
これも昨日と同じくらい長丁場の舞台だったんだけど、やっぱり長いとは思わな
かったんだよね。でも日生劇場の椅子の方が断然座り心地は良いっす(笑)。