真夜中の嵐:第四走者・大野

大野智、もうすぐ21歳。の冒険は、踏んだり蹴ったりでございました…(笑)。
鹿児島脱出を図った松潤のたすきを受け取った大ちゃんはスタート地点の
宮崎駅で酔っ払った近鉄ファンに絡まれつつ(笑)出発。大分の佐伯駅
下車。そこは駅を離れたらもう真っ暗ということもなく、一見ふつーの市街地。
だがしかし、「何かいいことあるよ」と根拠のない勘を理由に下車したその街
では、未だ犯人が捕まっていない強盗事件が発生していたのであった!
これは人気も何もない真っ暗な中を進むより、ずっとずっと怖い。
でも降りちゃったもんは仕方ない。街灯だけはついている人気のない街並み
を安全を求めて進む。タクシーの運ちゃんに教えられて人のいそうな繁華街
を目指すその途中にあった警察署で再度道を尋ねると、その目指していた
繁華街で事件があったという事実が判明。頼みの綱の繁華街もヤバイらしい。
とにかく明かりのついている店を探す。と、細くドアの開いた寿司屋が一軒。
いそいそと声をかける(こーいう、店構えとかに躊躇わず即決で行けるトコが
実に大ちゃんらしい)。カウンターの椅子に腰を下ろし何気に長っ尻体勢を
とる大ちゃんだったが、もう閉店すると言われ敢えなく退散。再び人がいる
安全な場所を求めて、この時間でも人がいるだろう佐伯港に到着。だが、
夜明け前の漁港で暇にしているような人はそうはいない。働く人を横目に
見ながら、休憩中の漁師さんを発見してお近づきに。大した交渉をすることも
なく漁に同行させてもらい、陸を離れて海に逃げる。「陸よさらば〜」は本音
に違いない(笑)。舟に乗せてもらったからには、と労働を買って出る。甲板
の掃除。何故この人の労働の姿は“慣れない”ようには見えないのであろう
か(笑)。どこにいても馴染む。それこそ網を投げ込んで漁の手伝いをして
いても図的に実に馴染んでいる。網に掛かっていた多種多量の魚に感嘆し、
そうこうするうちに舟は港に戻る。手土産としてサメをいただく(でも…それを
どうしろと言うんだろう…(笑))。
そして。すっかり忘れていたご来光鑑賞をすべく城山頂上を目指す。自転車
ではとても走れない山道に、サメを片手に(笑)徒歩入山。ハイキングコース
ですれ違う人達も怪訝そうに見るその物体(爆)。汗だくになって登った山頂
からの眺めは絶景なのだが、曇り空に日の出はとても見えず…。お疲れさま。