不得手

私は写真を撮るのがとても下手である。どれくらい下手なのかと言うと、
24枚撮りフィルムのうち2〜5枚は手ブレ&ピンぼけ写真が混ざって
いるくらい下手である。世の中の人はどうしてああも普通に写真機を
扱えるのであろうか。眼鏡をかけてるとカメラ本体がレンズにあたって
滑って固定しにくかったりってことはないのだろうか(少なくとも私は
そうだ。カメラが眼鏡のレンズに触ってる感触がキライ)。で、覗いた
レンズの内側に出る枠?あれからはみ出ていいのか悪いのかも今イチ
よく分かっていない。とりあえず人間がそこからはみ出ないようにはして
いるのだが、真ん中に入れているはずなのにことごとく右にズレまくった
クマの写真があるから、入れているつもりでいてもシャッターを押した
その瞬間には入っていないのかもしれない。
下手なものは苦手である。ヘンなトコええかっこしいなので、苦手なこと
へのセルフツッコミは平気だけど人からは正直言って突っ込まれたくない
のである。冗談じゃなく“顔で笑って心で泣いて”なのだ。やってできない
から苦手なまま今に至っている、そーいうトコを突っ込まれてしまうと無駄
にへこむので、今後はどんなピンぼけ写真が出来上がってきてもあんまり
突っ込まないでやってください…。撮らなくていいなら撮りたくないし必要
がなければ極力触りたくないカメラを触ってる私の場合、へでなしに撮れて
しまった写真なんてものは自分から見せるんじゃなければ基本的にぽっけ
ないないしちゃいたい類のものだからさー…。