本当にお世話になりました

雨だよ。何で今日は雨なんだよ。しかも寒い!交通費の出る半強制宴会に
出席すべく仕事を4時半に切り上げて駅まで歩く道中と駅から宴会場に歩く
道中で「もう帰りたい」とぼやき続けた。こんな雨の日にはるばる1時間強
かけて遠征するなんてやだなぁ…。と思いつつ、歓送迎会。送るのは仲の
よかった同僚(ところで、この“同僚”という定義って“同じ部署”“同じ職場”
“同期入社”のどれなんだろう)と長年お世話になった上役だったので何となく
気持ちがしんみりしてしまう。特にその上役さんはほんっとーに、長い付き
合いで(この職場に就職した時からの付き合いだからもう…丸9年になる)、
周りからは天上天下唯我独尊なやり方で相当嫌われてる上役なんだけど、
私はそれなりに好きな人だった。そりゃあ確かにね、仕事で衝突して言いたい
ことが伝わらなくて悔しくてトイレに駆け込んで泣いたこともあったけど、仕事
ぶりはちゃんと見てくれる人だったから。私が今の部署で自由気ままに働い
ていられるのもこの人が異動希望を快諾してくれたからというのが一因だし。
でなきゃ男尊女卑のうちの職場で女子職員の施設間配属替えなんて実現
しなかったハズだもん。内示が出る最後の最後まで6:4で私じゃないって
思ってたから。だから、仕事上で関わる機会は年々減る一方だったけど、
でも、私の気持ち的には、一番、この人が上司でよかったな、って人だったの。
……もう会えないんだから、こんなとこで(日記書きながら)泣いてるくらい
なら、もっとちゃんと挨拶しておけばよかった。私はバカだ。