Fちゃん、結婚おめでとう!

「帰りたいよぉ…」「もうやだよぉ…」というボヤキとため息を5分に1回くらい
のペースで呟き続けた披露宴。御膳の味なんか分かんねーよ。やんなきゃ
いけないことはさっさとすませたいよ。ごはんは美味しくいただきたいよ、と
かなりブルーな気持ちで宴席におりました、正直なところ。
友人の結婚式(正しくは披露宴ですな)は2度目です。しかも1度目は籍は
入れず披露宴だけとか言ってたので、ちゃんと籍の入ってる友人の結婚式は
実は初めてということになります。私は今回の出席でようやっと両手を必要と
するくらいにしか結婚式って出たことがないのです。で、いつもは義理で座っ
てるだけなのに、今回はよりによって友人代表のスピーチなんてものを頼まれ
てしまっているのです。式の日程を決める段階から私が出席できるように事前
に都合を打診されてしまっていた上に、Fちゃんのご両親からも指名されている
という、逃げようのない状況&立場なのです。そりゃあね、覚悟は決めてた
けどさぁ、それとこれとは別だから!…上がり症なんだよ私。自分でテンション
上げてっちゃうんだよ。ということで冒頭以下の状態になってたわけです。
ブツブツとうるさくてごめんね。<Mちゃん
衣装は白無垢と、自作のウエディングドレスと、水色のドレス(つば広帽子
付。縦ロール)の3種着用で、Fちゃんの弟君はこそっと「馬子にも衣装」なん
て言ってたけど、あれはねぇ、馬子にも衣装とかそーいうレベルじゃないね。
化ける。似合うのを選んでるせいもあるけど、それを通り越して「貴女の為に
しつらえた服だわ」って感じではまっちゃうの。うちのあたりは“嫁入り”当然
の田舎気質だからこれでもかってくらいに主張される“嫁入り”演出には、絶対
に私はここらの人とは結婚しないって思うし、司会の人の語りはまたくっさいし、
嫁の披露以外の何物でもなくて恥ずかしいからこんなこと私は絶対したくない!
って思うし、見てて何だかこっ恥ずかしくなってくるんだけど、「似合ってるから、
ま、いっか」みたいに思わせるオーラが漂ってるんだよね…。
でもさすがにハートのキャンドルに全部火がついた瞬間の噴水とシャボンシャワー
には衝撃が強くて私もMちゃんも爆笑しちゃってたけど。どうにも笑いを堪え
きれない演出だったんだよ噴水とシャボンシャワーはね…。スマンFちゃん(笑)