クリスマス

小さい頃はこの日はいつも以上に早起きだった。6時頃にはもう起き出して
枕元のプレゼントを開ける(クリスマス仕様の包装紙は翌年4月に教科書の
カバーに化けた)。弟1号と見せっこするのはすぐに飽きて、そのあとは9時
を過ぎて外に出かけられるまでウズウズしてるしかなかった。でも、サンタ
クロースはうちにしか来ないのだ。どこの家も“お父さん”というサンタさん
がプレゼントを置いていくらしいので、上級生にもなると友達に見せることは
なくなった。それでもまだうちにはサンタクロースが来ていた。少なくとも
小学校の6年間はサンタクロースだった。さすがに中学生にもなるとうちの
サンタさんも“お父さん”だということに気がついたけど(笑)
クリスマスイブには毎年プレゼント交換をしてた。そのせいもあると思う。
弟2号はまだちっちゃくてプレゼント交換には混ざれないから、父→私→
母→弟1号→父という輪で(次の年は逆回り)プレゼントを贈るのね。母に
あげるプレゼントは簡単なんだけど父にあげるプレゼントはなかなか思い
つかなくて毎回悩んでいた覚えがある。で、そこでもう親からはプレゼントを
貰ってるからサンタクロースのプレゼントは別物だって思えてたのかもしれ
ないな。自分が段ボールながらも箱入りだと思うのはこーいう時っす(笑)
かなり長いことこれが世間一般的なクリスマス事情だと思っていたしねー…
(うちは別にクリスチャンだとかそーいう訳ではないです。念の為)。
だからかな?クリスマスになると何だかすごく優しい気持ちになって誰かに
プレゼントをあげたくなる。プレゼントって喜ぶ顔を見るのも好きだけど、
何をあげようかって考えてる時間が一番楽しい(*^o^*)。ま、最近は私と母
との間で現金がやりとりされているだけなんだけどね(笑)。うちの男ども
はロマンチストなのか現金のやりとりを「味気ない」と言ってめちゃめちゃ
嫌がるが、「今は特に欲しい物がなくてもいつか欲しい物が出てきた時に
もれなく買える」っていうお約束なんだよ?現金って。春のバーゲンでちょ
こっと予算オーバーしちゃってても迷わずに買えるとか!(それも小市民
だがな…(笑))
でもフリーターの弟2号はそこんとこしっかり・ちゃっかりしてるから、母と
私からのプレゼントのリクエスト受付には常に「現金」と答えて、生活費の
足しにしている…(笑)