“子ども”という“武器”

いいないいな桃ちゃん!私もあーいうお兄ちゃん欲しいぃ〜〜っ!!
水曜日記恒例(笑)『涙をふいて』第8話。今回はてっちゃんの話
だったわけですが。お父さん相手に何も言えず項垂れるてっちゃんに
初めからじょびじょばの状態で、9話への伏線・教室のシーンも自分が
鼻をかんでいる音でちゃんと聞き取れてなくて悔しいんですが(笑)
それはさておき。えらい不器用なお父さんだよな。弟は絶対お父さん似の
性格をしているんだろうと思いつつ。あれで父親が嫌いならてっちゃんは
もっとラクに生きていられるのに、お父さんを好きだし尊敬もしてるし、
だから医者になりたいのに適性がないからなれなくて、そんな自分がイヤで、
お父さんに言われなくてもダメなのが分かってるから余計辛くて、もう
どうしようもなくて家を出た、んだと思うんだけど。多分アレが初めて
お父さんに向かって「自分がどうしたいのか」を言ったんだと思うのね。
お父さんも散々ボロクソに言いながらずっと待ってたんだと思うの。だから
あんなにアッサリ引いたわけで。あ、やば、思い出したら涙出そう(笑)。

世の中の父親というものはどうやら息子が自分と同じ道を歩んでくれると
かなり嬉しいらしい。自分が無言で見せてきた生き様?を肯定してもらった
わけだから。それは娘では絶対できないことで、息子だってだけでそういう
解決方法って狡くないか?って娘の私なんかは思うんだが(笑)。あんなに
日々衝突ばっかりしてたくせに職業選択をきっかけにアッサリ仲良くなっ
ちゃうってどーいうことよっ!みたいな。衝突に脅えて小さくなっていた
日々を返せっ!って気分なんですけど(笑)。でもまぁ、第一子長女の私は
父親にとってはその存在そのものがQ極の武器だからいいけどね(爆)。
そう。Q極の武器なんだよ第一子長女の肩書き(肩書き?(笑))って。
甘えに甘えてオッケー。どうにも甘いのが父親というもんだ。うん(笑)。
しかし…父親に甘えるのは得意なのに、それ以外となるとどーして甘やかす
方が得意かなぁ…。甘えるよりラクだもんなー…(苦笑)。