午前3時のルースター

生田斗真は役者である。ジャニーズJr.なんていうアイドル予備軍である
以前に、いっぱしの役者である。斗真の場合“役者がアイドル予備軍を
やっている”だと思う。というのも斗真はとにかく環境に存在が馴染むのだ。
平たく言えば「存在がウソくさくない」のである。顔の造作が整っていない
わけではない。ちゃんとアイドル仕立てなのに、“どこかにいるかもしれない
少年”ではなく“どこにでもいる少年”になれるのである。斗真はきちんと
物語に溶け込んでしまうのだ。物語に溶け込んだキャラクターはフィクション
の世界をノンフィクションに変える。役者である、ということはそういうこと
なんじゃなかろうかと私は思う。中西慎一郎という少年は現実にいるかも
しれない、そう思わせることができるから「斗真は役者だなぁ」と思うのだ。
何も知らない人がこのドラマを見たら斗真をアイドル予備軍だとは思うまい。
ふふふふふ(←その反応ヘンだよ…)。よし、原作も読んでみよう。
しかし。どうしてこう思いがけず当たるかなー…永作博美。苦手なんだよね…。
田中美佐子は役柄が苦手なんだが、彼女は存在が苦手。まばたきをしながらの
斜め目線と押し付けがましい喋り方が駄目なの。キライではないんだが積極的
には絶対に見ない(なのに何故積極的に見ようとするドラマにいるんだ…)。

TR。そこで殴れないからドモンはドモンなんだよね(笑)
クウガからどれみ(朝食タイムだからつけたままになってて毎週見てる(笑))、
で、そのままデジモンも見ちゃったよ…。…結構面白いかも。<デジモン