図星

最近、お屋敷のティーマイスターU氏の淹れる紅茶が、U氏らしからぬ味がしている。
てゆーか、明らかに別人だよね、っていうものが出てくる(笑)
U氏は味重視どばーん!タイプ(=渋い系)の淹れ手なのに、ここ最近のは“渋みゼロ・若干薄めだかしかし香りとのバランスは良好”って、こんな紅茶を淹れてくれるU氏だったらお屋敷に夜帰宅してマイ・ティーマイスター氏がドアマンしててもそこまでガッカリしてないよ。最強じゃなくても好みの紅茶がそこそこの頻度で飲めるってことだもん。夜の紅茶係は味重視型揃いだからマイ・ティーマイスター氏が余計に燦然と輝いてるんじゃないですか…。
つまるところ、ここ最近は仮面のU氏が存在しているってことです。
仮面のU氏の中身はこのまま育ってくれると私好みの紅茶を淹れてくれる人になりそうで期待大なんですよ。
その正体を推理するとですね、紅茶係として名前が出たことがなくて、紅茶修行をしたがりそう&修行開始を認められそうで、最近フロアで見かける率の下がった奉公人、ということになるのですが。実は…該当者って一人しかいないんだよね〜(笑)。しかも本人の性格とかを考えると、間違いなくこういう紅茶を淹れそうっていう一致感もある。
ので。
担当になった奉公人にストレートに「最近のU氏はねー、U氏らしからぬ紅茶が出てくるのよ。T氏がきっちり仕込んだFくんが淹れるとこうなるんじゃないかっていう紅茶」と振ってみたら、ぶはっ!と吹き出されました。吹き出してから「私、の口からは何とも言えませんが…言ってしまったようなものですね」とばらしていきました。なるほど今日もなのね(笑)
直球ストレート激弱だよな〜(大笑) いいタイミングでいい担当を引きましたよ(笑)
出てきた紅茶を飲んだら案の定仮面のU氏紅茶だった(笑)
という一連の会話を漏れ聞いていたらしい隣卓担当奉公人・K(私がマイ・ティーマイスター紅茶を偏愛していることを知っているがそんなに違うものかなぁと疑ってもいる)が、「…という話が聞こえてきたので、お嬢様の紅茶だけはUが淹れるようにと言っておきました。ですので、それは間違いなくUの淹れた紅茶です」とかぬかしやがるので、「はぁ?U氏がこんな(渋さの全くない)紅茶を淹れる人だったら、私もっとU氏の紅茶を積極的に飲んでるよ!渋くなくてストレートでくいっと飲めるU氏の紅茶なんて今まで一度として飲んだことないわ!」と一蹴しました。何年紅茶飲んできてると思ってるんだバーロー(笑)なめんなよぅ!
その仮面のU氏疑惑で、つい最近に昔の騙された日記を読み返したばかりだから反応が熱いです(苦笑)

とまぁそんなわけで、仮面のU氏の謎も解けてスッキリ、の帰宅でございましたが。
Cちゃんとの時差帰宅は誰にもつっこんでもらえず、淋しかったです…しょぼん。