入魂の一杯

前日に予約拾えちゃったからお屋敷行ってくるか〜と行ってきました。
紅茶係がマイ・ベスト・ティーマイスター氏だったので「ひゃっほ〜い!よくぞ帰ることにしたよ私!!」とうきうきといつものお勧め紅茶を選びました。
で。
カップに注ぐ時から香り立っていて「これなら大丈夫ですね!」と担当氏も太鼓判を押していったのですが…、熱々のをふーふーして飲んで、びっくりしました。
渋い………(号泣)
私の好みどんぴしゃの“渋くなくて程よく濃くてしっかり香り立ってる”紅茶を淹れてくれる人なのに、こんなに渋いなんてーーーー(号泣)
茶葉が新発売ってなってたからブレンドが変わったとか?
それとも誰か別人が淹れてるとか?
ええええええーーーーーーーーーー。
打ちひしがれながら紅茶を飲んでいたら担当氏が「どうですか?」と感想を聞きにきたので、さめざめと「渋くて飲みにくい……」と正直に訴えました。だって紅茶係って聞いてひゃっほ〜い!と大喜びしたのは絶対に本人に伝わっちゃってるしさー。(そーいうことはきっちり本人に伝える担当さんだし)
さて。さめざめと訴えたところで、この飲みにくい紅茶をどうしようか。
砂糖を入れる?でもスコーンを食べるのに甘味投入はよろしくないなぁじゃあミルクを入れるか。いつもならミルクティー好きの私がミルク投入を惜しむほどのストレート美味紅茶なんだがなぁ…。
何にしても加工をしないことには飲みにくいのでミルクを入れたら、あ〜ら不思議、渋みが消えました。どーいう化学変化なんだろうなぁこれ。
しかしなるほどね〜だから私ミルクティー好きなのか〜。ミルクズキーだからミルクティーが好きなんだと思ってたけど、ミルクティーは総じて渋み成分が低いからなんだな〜。
常温ミルクを投入しても熱々の紅茶を飲んでいたら、担当氏が紅茶係氏のお返事を持って戻ってきました(笑)
「気合いが入り過ぎて、最後の絞り出しをしっかりやり過ぎたと言ってました(笑)。できればリベンジさせて欲しいですって言ってたんですけど、私、『多分入ると思いますよ〜』って先に言っちゃいました(笑)」はいそのとーりです(笑)紅茶をおかわりするなら飲む機会が増えるスコーンを、っていうメニュー選択だもん。
ということで、リベンジ注文もお勧め紅茶を。いつもの紅茶を提供してもらうまではこっちもお出かけできませんよ(笑)
そうして出てきた紅茶は「リベンジさせて欲しいです」と言っていただけあって至福の味でございました…。(うっとり)
そして、一口飲んだかな〜というタイミングで紅茶係氏は感想を聞きに来ました(笑)
まぁ結果的には、どっちも美味しくいただけたので、満足なんです。はい。
逆を言えば、いつものは「ミルクティーでも飲みたいけど、ミルクティーにしちゃうとちょっと物足りないんだよね…」ではあるんだよねー。『美味しいものは加工せずにそのままをいただく』が正しい味わい方だと思ってるから、ストレート飲みが一番美味しいってことに不満は全くないの。ないけど、ちょっと残念でもある。ミルクティー好きだから(笑)。それが今回は偶然にも両方満たされたってことだよねー。
しっかり出した方がミルクティー向き&おかわり紅茶はミルクティーには向かないかもって言われたことから考えると、いつもはストレート飲みを前提とした淹れ方をしてるってことなんでしょうねぇ。
あーじゃあ私ってば、淹れる人の思惑どーりの反応してるんだ(笑)

………そりゃー手が空く時間だからってこっそりと紅茶を淹れてもくれるよなー…。淹れますよっても言ってくれるよなー。ある意味相思相愛だもんなー(大笑)