『FRAG』観劇

中目黒キンケロシアターに『FRAG』を観に行ってきました。
主目的は冨田翔くんが出ているから、なんですが、いい意味で予想を裏切ってくれるDMF宮城さんの脚本だしね〜というのも観劇理由の一つです。
新撰組ネタ。
私の新撰組知識はマンガ『風光る』に拠るところが大きいのですが、人物名は一応分かります。新撰組は近藤勇・土方歳三・沖田総司しか分かりません、ではないです（笑）
なのですが。
それにしても登場人物が多かった……。
内容は芹沢鴨粛清までなんですけども、隊士と派閥の見分けがつけにくくて！
芹沢派・近藤派・山南派の３派が勢力争いをしてるんですが、主要じゃない人員がどこの派の人なのか、他派と混成状態で出てくるともうさっぱり分かりません！
みんな黒服なんだもん…。
通り名を背中にしょってるとはいえ、背中なんて舞台上ではそうそう見せてもらえないから全然参考になりません。ただひたすら『顔』を覚えて『名札を付ける』しかないのです。
せめて色別のアクセサリーを装着するとか、もうちょっと観る側に優しい仕様にしてほしい…。
最初の一歩レベルの部分が重労働な舞台だった…。
史実ベースだとお話的にもあまりいじれないから、せっかくの宮城さん脚本なのにあんまり面白くなかったよ。しょぼん。