文庫の山

文庫は透明なカバーコーティングをする必要があるので、まとめて処理しようとします。最低単位は2冊。コーティング材が幅広すぎて、横に1冊ずつで取ると余りが多く出ちゃうのですよ…。
とまぁそんな訳で、最低2冊から始める文庫の処理ですが、只今2山40冊ほどを扱っております。
基本はハードカバー買いなんだけど、客寄せパンダ的な企画購入をするとね…ハンディな文庫が好まれるんだよね…文庫って値段の割に処理に手間がかかるから効率悪い買い物であんまり好きじゃないんだけどさ…(苦笑)
で、私の机周り・作業用パソコン周りはその企画購入文庫が40冊ほど山になっているわけです。
春休みにも積んでたんだ…文庫。
あの時は高く積んだ山が3つあったから70冊強だったかなー…。
本は平らな物ではないものなので(綴じるための糊がある分背表紙側の方が若干厚い)、同じ向きに積んでいくとバランスが取れなくなってくるんですよ。でも、山の数を増やすと机周りが狭くなるから、手が届く限界まで高くしようとしちゃうんですね(笑)それをいかになだれないようにバランスを考えながら積むかというのが楽しかったりもするのですが(笑)
そーやって高く積んだ時は(卓上50cm弱かな…)「これで夜中に地震が来たら朝出勤してきてがっかりだよね(笑)」なーんて言うのがお約束なのですが。
ホントに地震来ちゃったからねぇ…。(夜中じゃなかったけど)
パソコンデスクの下に避難して、なだれ落ちてくる文庫の山々を見てましたからね…(遠い目)
というのをね、思い出しましたよ。
未だに、本の落ちてない床を見て、「ああ…本が散乱してない床って綺麗だな…」って思うもんなぁ。
現状復帰できていてさえこうなんだから、被災地の人たちはもっとしんどいよね…。
と、仕事の山を見ながら思ったのでした。

ちなみにこの山は、新しく来るパートさんのお仕事課題としてキープです(笑)