StudioLife『音楽劇じゃじゃ馬ならし』観劇

シェイクスピアじゃじゃ馬ならし』倉田淳バージョン。
日曜出勤かどうか分からない状態では千秋楽の今日しか都合がつきません。
という理由で激戦&惨敗した千秋楽公演を、結局ヤフオクで入手して今日の
観劇となったわけですが。諸事情によりお屋敷の予定を入れることになり、
舞台を最長2時間半と踏んでお屋敷の予定を入れたら、3時間でビックリ
仰天大慌てで今日の時間設定を計算し直しての観劇となりました…。
当初の予定では15時半になったら出ようと言っていたのですが、見始めたら
案の定面白くてですね、時間と体力をお金で買おう(=タクシー移動)という
相談がまとまり、15時45分まで粘りました。妻が夫の言うことをきくか
どうか賭をするというクライマックス部分で退場してしまったのですが、
諦めないで見ることにして良かった!ってくらい楽しかったです。
じゃじゃ馬ならし』って、オールメールシリーズで観て、つまんねー話と
思って切り捨てたシェイクスピア喜劇なんですが、ヒロインのじゃじゃ馬
ケイトがどうしてじゃじゃ馬じゃなくなるかっていう部分の脚本をがっつり
書き込んでいて、「そうそう、こーいうのが観たかったのよ〜〜」とうんうん
頷き、豪快なバトルに大笑いし、乙女心にきゅん☆とさせられました。
Kちゃんの話によると、『じゃじゃ馬ならし』は倉田さん的に一番つまらない
シェイクスピア作品だそうで、それを聞いてすっごい納得しちゃった(笑)。
「ここがもっとこうだったら面白いのに〜」を体現させた舞台なんだね、コレ。
StudioLifeの何が好きで観てるの?と聞かれたら演出部分だと即答するけど、
それってつまり倉田さんが好きってことなんだな、と今更のよーに悟りました。
ちゃーんと楽しい舞台なんじゃん、『じゃじゃ馬ならし』。
再演されたら(キャストに拠るけど)また観たいです。←気が早い(笑)