人として。

齢五十をとうに過ぎたおばさんに、挨拶の重要性を説くか否かを思案中です。
もともと口数の少ない人ではあるので、自分からしない・できないというのは
まだ理解できるのですが、挨拶されたら条件反射で出ませんか?挨拶って。
咄嗟に言葉にならないなら目礼とか会釈とかって反応でもいいと思うんだけど、
それも一切ナシ。ほんっとーに、無反応だった。
ビックリですよ。まさかここまでスルーできちゃうとはね…。
これじゃあ「感じ悪い人」って言われてもフォローしようがないっすよ。
別にねー、彼女が総スカン喰ったって私は痛くも痒くもないんですが、部署を
管理してる身としては、挨拶の一つもロクにできない人間を置いておくのは
恥ずかしいんだよね。
相手は五十をとうに過ぎたおばさん。
挨拶されてもシカトするような協調性のなさで、ご近所付き合いはちゃんと
できてるのかしら。それとも相手を見て挨拶をする・しないを決めてるのかしら。
だとしたら尚のこと問題があるんですけど。
職種に貴賎なんてないでしょーが(人を騙すような職業とかはともかく)。
アナタはナニサマですか。

……というところまで考えてしまって、そう考えてしまう自分が不快で、こんな
ことを指摘させないでよーと不愉快で、情けなくて、トイレでしゃがみこんで
大きくため息を吐いてしまいました…。