三十七回目の帰宅・その2

ハリー・ポッターに出てくる、カブみたいな植物ですよ。鉢植えで、抜くのに
失敗するとすごい声を出す」と解説すると、当人ではなく相方のお嬢様が
「ああ!」と納得されたので「横からすみませんでした」と謝って即行逃げ
ましたが。言い争っていたお嬢様の楽しいひと時を邪魔してしまったようで
怖い…(後で各務君が「的確な解説をありがとうございました」と言いにきた
だけに余計ね…・苦笑)。
どうにも私の席が死角になる水無月君をこれ見よがしにベルを鳴らして召喚。
反応待ちで空のままにしていたグラスに水を入れてもらいながら「紅茶係の修行
は辞めちゃったの?」と言ってみる。「九十九君の紅茶は出しすぎ。水無月君の
紅茶は、香りは出てるんだけど味が薄いんだよね」と言うと「ここのところずっと
紅茶係をしていたので、していないのに水無月ですと言われる日があった」って
言うから、その場で執事日記ノートを漁ろうかとも思ったのだがいじめかなぁと
思って止めて、代わりに「最近だと…野宮君がすごく美味しかったんだよね」と
言ったら「彼の指導は自分がしました」えー!!<s>鳶が鷹を生んだ…(苦笑)。</s>
「南君も美味しかったな」等々言ってる間、気付けば水無月君てばくたくたワンコ
をいじっている…(笑)。ベルで水無月君と同時に呼ばれてしまった各務君とに
囲まれて紅茶話をしている間、ここはビジュアルバンドハーレムか?などと思って
しまったよ(笑)。
そんなこんなでお迎え。鮫島さんの代理で小野寺さん。鍵ケースの上でくたっと
しているワンコも荷物と一緒に連れて行ったよ…(笑)。感想を聞かれたので、
「ワタヌキデーのシュークリームのバナナに比べると今日は3/5サイズでした。
いえ、トッピングという点では今日のがジャストサイズなんですけど」と言い、
「ワタヌキデーと言えば。カーネルサンダーな執事さんも、色素の薄いフットマン
もワタヌキさんで、何故今日はワタヌキさんなのか全く説明してくれませんでした
隣のテーブルの初帰宅・2回目帰宅のお嬢様達にはちゃんと解説してたのに!」
と訴えたら「それはそれは(笑)」と笑われてしまった。ええー?そこは笑うトコ
じゃないです小野寺さーん(落涙)。
でもいいんだ。いつの間にか姿を見かけなくなってた土方さんがクローク横にいて
お見送りしてくれたもん♪もん♪