「助けてエリス〜」

Drag-on-Dragoon2。
プレイ後の弟2号の感想が今日のタイトルです。「助けてエリス〜」とは何ぞや?と
思っていたのですが、3倍録画ビデオ2本+α=計12時間を見終わって、納得(笑)。
そーいう話なんだと割り切ってしまえばいいのだが、エンディングで主人公たちが
言っていたけど結局のところ“元の木阿弥”。この12時間は何だったんだー!と
叫びたくなる気持ちがよーく分かります。
主人公・ノウェが3年前の災厄を招いた女・マナと世界を差別と貧困から救うべく、
世界を支配している封印騎士団に反抗し、殉教者とは名ばかりの人柱を強いられる
直轄区の封印を全部壊したら、封印されていたのは最終封印として拘束した18年前
に世界を救った(のか?破壊したのか?)赤い竜で、その赤い竜を殺し最終封印を
解いたら世界が壊れてしまった。神の箱庭としての人間世界の支配権を取り戻すべく
企んでいた竜族の遠大な野望はしかし、最終兵器として生み出した新人類・ノウェの
竜族拒否により敢えなく潰えた。竜の脅威は去ったが世界はまだ崩壊を続いている。
この世界を元に戻すには、かつて崩壊を防いだ時のように封印の女神の力を用いる
しかない。その封印の女神としての役目を負っていたのは幼なじみ兼同僚の騎士・
エリスだった。世界が壊れるのは平気だけどノウェが死ぬのは嫌だから。そう言って
彼女は自ら封印となり、かくして世界は元通り平安を、神の造った箱庭としての姿を
取り戻したのであった。完。封印を壊すたびエリスに「その女(=マナ)に惑わされ
ないで!」と忠告されていたのに目先の正義を押し通した挙げ句世界を壊し、その
尻拭いを幼なじみにさせ自分は愛に生きる主人公ノウェ。実に素晴らしい話だ(笑)。
さてと、送ってもらったビデオはこれでもう用ナシだし、『ロミオの青い空』でも録りだめ
するか〜(律儀にもツメが折ってあったから塞がなきゃ・笑)。