ジルバ

実家で飼っているハスキー犬・ジルバが14歳35日の一生を終えました。
老衰です。そろそろ危ないという電話をもらったのは木曜日でした。
私が家を出てから飼った子なので、いつだって私の扱いはお客様でしたが、
元来の人懐っこさで勢いよく寄ってくるのが正直怖かったです(笑)。
だってね〜、私、ムサシを飼うまで犬は大の苦手だったんですよ。大きさの
問題じゃなく犬全般が苦手。散歩してる小型犬だって、道路の反対側に
逃げるくらいだから。だから散歩もしたことないし、家に上げる時に足を
拭いてやるのもすごく恐々やってたわけです。←相手はおとなしいんだが。
でもなぁんか、怖いんだけど、愛嬌があるんだよねー…。
そこはそれ、訓練所に出した賜物なんだけどさ、ののーんとソファに寝てる
のとか見てるとさ、ちょっかい出したくなるんだよね(笑)。よく足を触っては
嫌がられて逃げられました(笑)。そして空いたソファに座る(爆)。
ムサシを飼ってからはそれまで怖がってたのが不思議なくらい全然平気に
なって、そばでおやつあげたりとかね、できるようになったんだけど、
でもやっぱり散歩には行けなかったな〜。散歩の作法知らないしね。
一緒について行くことならできたのに、一度くらい行っておけばよかった。
居間にいる姿が何だか不思議と和むんだよね。意味もなく隣に座っちゃったり。
食事時は特に我が家のアイドルだったね。おあずけされてるごはんをちゃんと
待ってるんだけど、でもよだれがたら〜ってしててね。うわ足元が!とか
うわテーブルが!とかよくあって。そんなところも可愛かったな。
最初から最後までお客様の付き合いだったけど、それでも好きだったよ。
うちの子になってくれてありがとう。今までありがとう。