アサシンズ

少年社中の『アサシンズ』を観てきました。……うわ〜後味悪い(笑)。
ネタは結構私好みだったんだけど、セットも衣装も私好みなんだけど、脚本が
好みじゃなかった(笑)。好きじゃないけど、これはこれでアリなオチだとは思う。
一応救い的な終わり方はしてるんだけどさ、でも…後味が悪いんだよねぇ(笑)。
3ヶ月も室内に流血死体転がしておいたら異臭がひどいだろ!とか。
呪いのこもったゲームを作ったヒロインが死んでも呪いは解けないんだ、とか。
記憶を失ったヒロインの同棲相手(=部屋の死体)が気が付かないのはともかく、
記憶を失ってはいない(失っているのかもしれないが、びみょ〜なんだこれが。
殺されると一番幸せな記憶以外は失ってしまうらしいのだが、キャラクター自身
による“幸せな記憶”の説明が弱いんだな…)殺された人々&生きている人が、
面識があるはずの呪いの権化(=ヒロインが殺した実父)の顔を見ても何も言わ
ないのはアリなのか?とか。そこはやっぱり、一言でいいから名前を口にさせる
べきだろうと思うのだがどうだろう。
等等。
……なるほど、これは「後味が悪い」と言うより「消化が悪い」なのかも。重要な
伏線はきっちりと見せようよ!ってことだな。
次回公演を観るつもりがなかったから感想は書いてこなかったけど、「3ヶ月経った
死体は隣家から苦情が出るくらい臭いはず」くらい書いてくればよかったなー(笑)