雨の日の紙袋

なんて破れるもの。二重にしてようが長時間の耐久を期待してはイカンよ。
家のすぐ目の前で、紙袋の底が抜けた中学生がいた。巨大なさく○やの
紙袋二つの中身は、学園祭で使うと思われるがちゃぽんの殻。ほんっとに、
家の目と鼻の先で散乱されてしまうと素通りするのも気の毒で、もう使い道
のないC県指定不燃物ゴミ袋を提供に戻る。少年はコンビニで袋をもらおう
としたら断られたと言っていた。そりゃそうだろ。
少年よ、こーいう時はだな、ゴミ袋を買うんだよ。200円しないで今そこここ
にばら撒いているこのかさばるブツを全部回収できるぞ。しかもこの後雨が
降ってきた時にかぶれば簡易雨合羽にもなるんだぞ。
ということを教えてあげた方がゴミ袋を提供してあげるよりも親切だったやも
しれぬと、かさばるゴミ袋4つを前カゴとサドルに乗せてバランスを取りにくい
自転車で雨に濡れながら帰る後ろ姿を見送りながら思ったのだった。