シンドバットの大冒険2003

<b><font size=+1>ハラトモヒロって主役だよね…?(苦笑)</b></font>
こんなヘッポコそうなシンドバットでいいのか?どう見てもこう…冒険家には
程遠いんですけど。キャラが薄いぞ主役なのに!(爆) ホントにね、周りの
キャラが強くて、こんなに沈む主人公もいないんじゃないかってくらい、埋没
してたわよ(笑)。
仲間の一男は定番のお笑いキャラが可愛くてつい目が行くし。
健気なちびっこは存在自体が目立っちゃうし。
ランプの精sは存在そのものがインパクトドカン!だし。
アクション的に一番強く見えるのは村娘だし。
敵役・魔神軍団はメイクそのものがド派手!!だし。
という状況では、地味顔で台詞の内容でしか目立った活躍をしていない主人公
は沈むしかないんだよ(笑)。役どころ的には『特命係長只野仁』なんだけど
ね〜(=出てくるおなごが皆惚れる(笑))。化けられるためだけに人質じゃ
なくなったお姫さまの方が出ばってるしさぁ。何だか複雑な気持ちで観劇して
おりました。ものすごーくご都合主義なストーリー展開だったしね。何でシンド
バットはああも窮地を楽々と脱出できてしまうのか、とか。一番ツッこみたく
なったのは、大団円を迎えて新たな冒険の旅に出るシーン。「出航だ」と言う
船長の台詞があるんですが、<font size=+3><b>
オマエら難破して辿り着いたんじゃ
なかったのかっ?!</font></b>
……嵐を乗り越えた船が無人のまま島に打ち寄せられたってことにしておくか…。
ランプの精sに抱きつかれて真剣に嫌そうなハラちゃんと、ランプの精sに
くっつかれて真剣にくすぐったがっている一男と、再会を喜んで飛びついて
きたドロンズの片割れを抱き受けたまではいいけれど、重量制限オーバーに
腰をとんとんと叩いていたハラちゃんと、びみょ〜に踊れてないんだけどそれ
をオリジナルな振り付けでフォローしちゃってた暢ちゃんが良かったです☆
暢ちゃんはほんっとーに、ノリノリの悪役だった。ステキだったっす(^o^)