ハダノ下デ雪ガ降る

お気に入りの劇団・innerchildの第6回公演。前々作『パンゲア』に
通じる心理劇(だと思うんだよな)。そんなもののあらすじを私に聞い
てはいけない(笑)。
なんかねぇ…、良く分かんなかった(苦笑)。パラノイアの記憶の断片
で全体を把握しろってのがそもそも無理な話で。いや彼らの性格やら
行動やらをひっくるめればちゃんと一人の記憶になるんだけど。カウン
セラーもそう思ったんだけど。でもそれが正しい記憶なのかは確かじゃ
ないだろう?心理分析は記憶を取り戻す道具じゃないんだからさって
言われると「ううむ…確かに」な訳で。何て言うか、ン年前の推薦入試の
集団面接試験で、担当教官だったE先生が「私ならまずこの問題が正しい
かどうかから考えますね」と言っていたことを思い出したよ。根本的な
定義があってるのかどうかを考えなさい。そういうオチだったんだよね。
とりあえず、“ハダノ下デ雪ガ降る”のは、その記憶を隠すため…かな?
もう1回見たらもうちょっとまともに理解できるのだろうか。ううむ。