「おふくろ」と「かあさん」

『涙をふいて』第5話。今週もまた涙をふかされたわけだが。
健太と麻衣ちゃんの見てる方がこっぱずかしいデートなんて忘れちゃう
くらい今週は康太に泣かされた。
参観日かぁ…。私は自分で言うのも何だが当時は勉強は出来た方だった
ので参観日に親に来てもらうのは抵抗がなかったな。しかし我が家は
小学校まで30分とちょっと遠い場所にあるので、授業参観に来るか
どうかはその日の天候に左右された。雨だと自転車じゃ行けないから。
だから当日の朝の会話は「今日は雨が降ったら行かないから」だった(笑)。
それに「うん、分かってる」ってへーぜんと答える子どもって…(笑)。
閑話休題
お父さんっ子の康太の、健太とは違うところにある家族に対する拘りって
のをちゃんと見せてくれるドラマだよなぁと思うんだけど、どうも視聴率
には繋がらないよね…(苦笑)。まぁ実際ありがちな展開だって毎回思う
しな(笑)。でもそれでも毎回共感して泣いてしまうわけだから、これは
これでいいんだよ、と思うのだ。たとえ視聴率が伸び悩もうと毎回毎回
途中から展開が読めてしまおうとも、私は面白いのだ!!
でもって関連で気になったこと。
某新聞の別刷りにテレビ番組を評論するページがあるのだが、そこに
「1話で「おふくろ」と言っていた健太が2話で「かあさん」と言って
いる」という投稿があって、それは私も気が付いてたんだけど、私は
それを『さすが!』って思ったクチなのね。だって1話の時って見ず
知らずの勝男がいるから、高校生男子の健太としては「かあさん」なんて
言えないわけですよ。家では「かあさん」でも友達とか外で話す時は
「おふくろ」。そーいうもんじゃないっすか?だから2話で意識が戻った
お母さんに「かあさん」って言ってるのを見ても違和感はなくて。で、
それと同時に勝男のことを受け入れてるんだなぁとも思ったわけだな。
……深読みかもしんないけど(笑)。まぁつまり、今時の高校生だって
「おふくろ」は使うと言いたいだけなんだよ。いいじゃん「おふくろ」。

しかし謎なのは、なぜ毎回泣くのか、ということなんだよな。私、自分では
自分のことを「淡泊な人」だと思っているのだが、ひょっとして自己認識
間違ってる…?